今回はお茶所で有名な宇治で開催されていた宇治茶まつりに行ってきました。最寄りの交通機関は京阪電車の京阪宇治駅又はJR宇治駅が便利です。特に京阪宇治駅は駅を出てすぐ目の前が宇治橋という絶好のロケーションです。
名水汲み上げの儀
宇治橋の上流側、宇治市街側の岸から少し川の中央寄りのところに、橋欄干が四角いスペースを作っている個所があります。ここが宇治橋三の間と呼ばれ「名水汲み上げの儀」が執り行われる場所です。
豊臣秀吉が宇治橋三の間から宇治川の水を汲み上げさせてお茶をたてたと云われています。三の間あたりで汲み上げた宇治川の水は絶妙でお茶に合うとされています。汲み上げられた水は竹筒に入れられ装束を着た行列に運ばれます。
行先は宇治川べりにある興聖寺ですので、宇治橋を京都方面へ渡って川岸を伝って行けば早く到着するものを、そこは雅な行事ですので、平等院表参道を通って宇治川の堤防に出て、喜撰橋で塔の島に渡り、朝霧橋で宇治川の反対岸の宇治神社前に出て、更に川岸を遡って興聖寺へ到着します。
興聖寺では更に「茶壷口切の儀」が執り行われるそうです。※塔の島で行列に付いて行くのをやめました。
塔の島はイベント会場で多くの露店が出てました
塔の島には南山城地区の各地域が自慢のお茶を披露していました。ステージ前では各地のゆるキャラが勢ぞろいして子供達の注目を浴びていました。
露店ではお茶の他、お茶を使ったお菓子を売る店、茶道具の店、小物を売る店などが出店していました。この着物をモチーフにしたキーホルダは目を引いていました。
その他の会場
塔の島以外にも、「宇治源氏タウン銘店会」、「平等院表参道商店会」、「宇治観光塔の島会」、「宇治橋通り商店街」などの会場があります。
それぞれお茶の老舗や老舗が営業するスイーツ店、その他普段通りの宇治の店がイベントを盛り上げています。